2018-08-23
アイロンシートでTシャツを作ってみた
海外のブラジリアン柔術界で流行しているアイロンシート貼りですが、ミヤオ兄弟の道着に貼ってある「AP」あたりが最初でしょうか?
「できますか?」とのお問い合わせをいただき「できるのはできるのですが…」という感じでして、特に耐久性について確証が持てないというのが正直なところです。
アイロンシートのメーカーに確認しても、「畳に擦られるんですよね…」といった状況です。使用方法としてはサッカーユニフォームが一番多いので洗濯への耐久性は十分あるのですが、物理的にゴシゴシされたらどうなのか?
とりあえず試してみようと思いまして、手始めにTシャツを作ってみました。
1. 赤のシートの裏面(糊面)からカッティングプロッターでハーフカットします。
2. 不要な部分のシートを取り除きます。カス取りは手作業なので、一番時間がかかる面倒な工程です。
3. アイロンシートとTシャツを重ねて150℃で10秒×2回 熱プレスします(1回目はライナーの上から10秒、2回目はライナーを剥がし離型紙を載せて10秒熱プレス)。糊面のホットメルトが溶けて、Tシャツとくっつきます。
4. 完成しました
仕上がりは、一見シルク印刷かと思うくらいで素晴らしいです。多色デザインの場合は重ねて貼り合わせで可能ですが、カッティングとカス取りがあるので細かなデザインには対応できません。
次回は柔術着に貼って耐久性をテストしようかと思います。
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